2014年1月5日日曜日
年末年始にみたもの
■年末年始
ひたすら寝正月。とにかく寝た。もう眠り病なんじゃないかってくらい。
そして毎日走った。
そしたら大分体調が戻って気がする。イライラが収まった。
逆にこれまで異常なレベルで自分がイライラしていたことに気づいた。
これは改善しないとマズイ。ストレス抑制のために継続的にランニングをしようと思っている。
忙しくなる→時間がない&疲れている→走れない→ストレス溜まる→イライラの流れだと予想しているが、忙しくなる=イライラなので卵か先か鶏が先か問題で正しいかどうかはわからない。とりあえずコレで改善するかやってみる。
■キルラキル
バンダイチャンネルで見てない回を全部潰した。
最初見たときは「キューティーハニーじゃねーか!」と思ったがそれ以外にもイロイロオマージュが入っていてややこしい。スケバン刑事とか。
誰かも言っていたが「主人公が戦うモチベが薄い」「努力してないのにドンドン強くなる」の2点が気になるが、物語のテンションは高く、濃度も濃いので毎回楽しめる。満艦飾マコのキャラがいままでにないパターンの天然で良い。
強い装備ほどに露出度が高くなるってMMORPGの文法かと思っていたがアニメにも進出してきた。
■仁義なき戦い
WOWOWで特集していたので録画して見た。
20数年ぶりにみたのだが、超オモシロイ。
70年代の元気のいい日本を反映しているのか、とにかくエネルギッシュ。
バイオレンスというよりも溢れんばかりの生命力というか活気が凄い。
若い時には全然ピンときてなかった裏切り、和合などの人間模様もオモシロイ。
いまでいうとベンチャー企業の骨肉の争いみたいな感じ。
年を重ねないと分からない人の恨み辛みがわかってこその面白さがあるということなのか。
■ハンガーゲーム
『ハンガーゲーム2』の評判がいいので予習のためにHDDの肥やしの中から引っ張りだして鑑賞。
「バトルロワイヤル」との類似性が問われているけど確かにこれはパクりだなぁ。
作品はというとジェニファー・ローレンスの魅力だけでもっている。他の女優だったらもっとダメな映画になっていたと思う。
■かぐや姫の物語
『ハンガーゲーム2』の予習のため昨日1作目を見たのだが、「ハンガーゲームはWOWOWでもやるけど、かぐや姫はWOWOWでやらないなぁ。今のうちに観ておくか」と半ば義務感に駆られて鑑賞。
全然全く期待していなかった。あまり評判よくないし…。
強いていえば「竹取物語でまさかサヨク映画とらないよね?」というかなり偏屈な期待はあったのだが、竹取物語をネタにサヨク映画は無理だろうと思っていたし。
がしかし。
ちゃんとサヨク映画になっていた。竹取物語だけどサヨク映画。
普通の人はちょっと自然賛歌的に受け取るかもしれないけど、オイラはちゃんと受け取ったぜサヨク思想をw
かぐや姫が糸を紡いだり、反物を織ったりってなんで”姫”が労働してるんだよ。
さすが元東映動画労働組合委員長高畑勲やるな!スゴイよ!
四季のある日本って素晴らしい!
自然素晴らしい!生きとし生けるもの素晴らしい!
原発反対!!
世間の評判は「竹取物語そのままの話なのでダルい」ということだったが、高畑のサヨク成分をモチベーションに鑑賞していたのでそれなりには見れた。まあダルいとえばダルいが。
作品としてはとても良く出来ている。派手じゃないけどいぶし銀的な。
美味しんぼの究極のメニュー的なアレですかね。山岡の結婚式で出したアノメニューと同じ方向性。
ご飯、味噌汁、干物、漬け物という質素だけでもと日本人の原点を厳選された素材と手間暇かけてて作るというアレです。
内容は地味だけど研ぎ澄まされた技術によって珠玉になり得る的な。日本的な文化背景も込みで。
話の流れ的に月に帰るメタファをどう処理するのだろう?と興味津々で観ていたのだが、ああ来るとは思わなかった。
「なんで月の迎えが仏様なんだよ、ウサギじゃねーのかよ」と思ったら、要するに死のメタファなのね。なーるほど。
んで月に帰ったら赤ん坊に戻ると…。ああ輪廻転生ですか、ってスターチャイルド(by 2001年宇宙の旅)かよ!!と思った。
竹を切るシーンが超絶リアルで感心した。アレは本当に竹を切った経験がないと描けない。
※竹林で竹を切ると枝どおしが干渉しあうので切っても倒れない。
女童(声:田畑智子)が良い味を出していてチャーミー。
2014年1月3日金曜日
昨年の振り返りと新年の抱負
来年の自分が読み返すための備忘録としての振り返りと抱負。
【2013年振り返り】
■仕事
会社の規模が大きくなった。優秀な人材が参画してくれた。
人との出会いが多く、様々な人にお世話になった。
やっぱり会社は「人」が重要であることをひしひしと感じる日々。
社員だけではなく、協力会社、派遣スタッフ、フリーの方、人材の紹介や仕事の紹介など人の繋がりが大切。
昨年お仕事を通じて交わった全ての皆さんに感謝です。
成果は出ているところもあれば出てないところもあり玉石混交。まだまだ研鑽が研鑽が必要です。
世間はネイティブアプリ!ネイティブアプリ!と大騒ぎでしたが、自分的にはゲームを作っているこという意味では何も変わらず。
ただネイティブのクラサバ型アプリのほうが自分のノウハウを注げる領域が広いので作っていて楽しいですけど。
昨年から仕込んでいた『FINAL FANTASY AGITO』が発表された。ひとまず人様に発表できることろまでこぎ着けた。
■生活
全般的に怒りぽく、年がら年中イライラしていた感じですかね。
日々のイライラのせいか、暴飲暴食が増えて体重が4kg増量してしまった。
なぜか扁桃腺を腫らすことが多く、5回くらい扁桃腺を腫らし3回くらい休んでしまった。
■ジョギング
東京マラソンに出場。初めてのフルマラソンを完走できた。やったー!
しかし、夏以降から走行距離が徐々に減ってきている点。
仕事がストレスフルになるから運動できないのか、運動できてないのからストレスフルになるのか。
■登山
メンタルのバランスを保つため時間がなくても無理矢理行っていました。以下行ったところ。
塔ノ岳、谷川岳、尾瀬、北岳、槍ヶ岳(大キレット縦走)
どこも良い山でした。北岳があそこまでハードな山(体力的にしんどい)だとは知らなかった。
大キレットの縦走は本当に素晴らしかった。生きてその場所を歩けることにとても感謝した。
■総論
ストレスコントロールの仕方を考えないとと思った。ストレスをコントロールできれば体調はついてくるはず。
何やかんやと大変な一年でしたが、生きていればオモシロイことやイイこともあるよねと思った一年でした。
【2014年抱負】
■仕事
会社の規模をさらにスケールアップする。売り上げをさらにアップ。…できたらいいな。
仕事を日本だけでなく海外での活動も増やしていこうかと。いずれにしろ何本かはやらざる得なくなるだろう。きっと。
『FINAL FANTASY AGITO』をリリースし成功させる。失敗したら切腹モンです(しないけど)。
自分でやった方が速い病が重篤化しつつあるので、やり方を変える。
ゲームはエンタメなのでヒットするかどうかは水物なのでわかりません。
デベロッパーの我々にできることはとにかく打席に立つことかと。
そしてどんな球種にも対応できるように狙い球は絞らない。全方位打法で。
■ジョギング
仕事が忙しくて走る回数が減っている。ストレス軽減のために継続的に走るようにする。
4月にかすみがうらマラソンにエントリしているので完走を目指したい。
■登山
昨年は槍穂高縦走にチャレンジするも北穂高でエスケープ。このコースをテント装備で歩くのはしんどいことを実感したので、今年は穂高連峰の縦走にしておこうかと。でもテント泊。
その他には木曽駒ヶ岳、甲斐駒ヶ岳、男体山などに今年は行ってみようかと。
■ブログ
習慣化してライフログを残したほうがいいんじゃないかと思い始めた。振り返りのために。
とりあえず読書とか映画とか書けるところから書くようにしていこう。
■生活
ちゃんと早起きをして朝食を食べる。
週に一度は走る。
これ以上体重は増やさない(ダイエット)。
■総論
忙しさのあまり、色々なことがグダグダになっていたので新年を機会に一度リセットしたい。
2013年12月30日月曜日
2013年に観た映画ベスト10
劇場で観た映画は全部で30作品。今年は結構観たね。以下30作品のリスト。
テッド/LOOPER/ルーパー/東京家族/ムーンライズ・キングダム/ダイ・ハード ラスト・デイ/ゼロ・ダーク・サーティ/ジャンゴ 繋がれざる者/機動戦士ガンダムUC(ユニコーン) episode 6 宇宙と地球と/キャビン/クラウド アトラス/風立ちぬ/ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日/アイアンマン3/スター・トレック イントゥ・ダークネス/リンカーン/グランド・マスター/クロユリ団地/キャプテン・フィリップス/ゼロ・グラビティ/地獄でなぜ悪い/ワイルド・スピード EURO MISSION/ホビット/マン・オブ・スティール/オブリビオン/パシフィックリム/永遠の0/クロニクル/人類資金/エリジウム/エイリアン ディレクターズ・カット版/
1位:パシフィックリム
ぶっちぎりのナンバー1。ロボットと怪獣のドつきあいを湯水のように予算を費やしてできた夢のような作品。日本の特撮とはベクトルが異なる尋常ならざる物量。
テンポを上げるために一画面で説明することの情報量を増やしているのだが、それが物量と相乗効果を生んで異常なテンションを生み出している。
カットが自分の気持ちいいテンポよりも気持ち短いのが難だったり、設定がテキトー(原子炉稼働でも電磁パルスにやられます)とか粗はたくさんあるのだが、細かいことを全てナシにしてしまう勢いに圧倒される。
映画史上に残る傑作だと言い切るよオレは。
2位:地獄でなぜ悪い※
長谷川博己が本当に楽しそうに演じていて、観ているこちらもとても楽しい。
映画撮るって最高に楽しいよな!という原体験を改めて感じさせてくる。素晴らしい。
「金のために映画は撮らない」という今の自分の仕事ポリシー(プロフェッショナルとしてお金の取れる仕事をする)と真逆な考え方も潔くて憧れる。
オレも「映画撮って家を建てるようなヤツになりたくない」とか言ってみたい。いろいろと最高!!
ラストに到るまで楽しくて楽しくて堪らない。ラストシーンも印象的で良い。
3位:ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日※
信仰、寓話、伝説、イマジネーションと言葉で語るには難しいテーマに対して見事な切り口で切り込んでくる。
4位:クロニクル
AKIRA実写版と言って良いのではないか。マン・オブ・スティールよりもコッチのバトルシーンのほうが圧倒的に緊張感がある。
5位:ゼロ・グラビティ
無茶苦茶評判良いのだが自分的にイマイチ刺さらず。
単なるパニックモノに終わらせず、二重三重に画に意味を仕込んでくる当たりさすがというべきか。
一瞬これはゼロ年代の「2001年宇宙の旅」になるのか??と思ったけど、それは過大評価しすぎの気もしたのでこの順位。
6位:ゼロ・ダーク・サーティ※
冷え冷えとした虚無感が後からじわじわとくる。かめばかむほど味わいが増すような。
CIAの地道なリサーチ、無人機による爆撃、殺戮、断りもなく他国を出かけていて人殺ししちゃうとか全体的に実に地味なんだが、その地味さ加減が異常な雰囲気を醸し出していて良い。
7位:風立ちぬ
左翼がつくった零戦映画にしては無駄に左に寄らず、右にも寄らず、絶妙な立ち位置を保った。零戦の暗い歴史(特攻)には一切振れなかったのはむしろお涙頂戴的なヒロイックさを付加せずに中立的でよかったと思う。
8位:テッド※
やっぱ「エイリアン2」って最高だよな!うん。そうそう、という映画。
下ネタと映画マニアネタ(主に80年代)で おちゃらけたクマが出てくるコメディだと思ってきたカップルを全力で置いてけぼりにしていた。ざまあみろ。
ラストのあのネタが最高で大爆笑したんだけど、アレは日本じゃできないよなぁ…。
9位:キャビン
面白いだけど小咄感が大きい。オチがまた×××か!という。
10位: エイリアン ディレクターズ・カット版
2013年の映画なの?と言われると微妙なんだけど、他にコレといった作品がないので。
何度観ても傑作なことこに揺るぎはない。
■総評
2013年はパシフィックリム!!以上、終わり。
※マークのついた映画は万人向けではないので鑑賞する人は注意してね。
テッド/LOOPER/ルーパー/東京家族/ムーンライズ・キングダム/ダイ・ハード ラスト・デイ/ゼロ・ダーク・サーティ/ジャンゴ 繋がれざる者/機動戦士ガンダムUC(ユニコーン) episode 6 宇宙と地球と/キャビン/クラウド アトラス/風立ちぬ/ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日/アイアンマン3/スター・トレック イントゥ・ダークネス/リンカーン/グランド・マスター/クロユリ団地/キャプテン・フィリップス/ゼロ・グラビティ/地獄でなぜ悪い/ワイルド・スピード EURO MISSION/ホビット/マン・オブ・スティール/オブリビオン/パシフィックリム/永遠の0/クロニクル/人類資金/エリジウム/エイリアン ディレクターズ・カット版/
1位:パシフィックリム
ぶっちぎりのナンバー1。ロボットと怪獣のドつきあいを湯水のように予算を費やしてできた夢のような作品。日本の特撮とはベクトルが異なる尋常ならざる物量。
テンポを上げるために一画面で説明することの情報量を増やしているのだが、それが物量と相乗効果を生んで異常なテンションを生み出している。
カットが自分の気持ちいいテンポよりも気持ち短いのが難だったり、設定がテキトー(原子炉稼働でも電磁パルスにやられます)とか粗はたくさんあるのだが、細かいことを全てナシにしてしまう勢いに圧倒される。
映画史上に残る傑作だと言い切るよオレは。
2位:地獄でなぜ悪い※
長谷川博己が本当に楽しそうに演じていて、観ているこちらもとても楽しい。
映画撮るって最高に楽しいよな!という原体験を改めて感じさせてくる。素晴らしい。
「金のために映画は撮らない」という今の自分の仕事ポリシー(プロフェッショナルとしてお金の取れる仕事をする)と真逆な考え方も潔くて憧れる。
オレも「映画撮って家を建てるようなヤツになりたくない」とか言ってみたい。いろいろと最高!!
ラストに到るまで楽しくて楽しくて堪らない。ラストシーンも印象的で良い。
3位:ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日※
信仰、寓話、伝説、イマジネーションと言葉で語るには難しいテーマに対して見事な切り口で切り込んでくる。
4位:クロニクル
AKIRA実写版と言って良いのではないか。マン・オブ・スティールよりもコッチのバトルシーンのほうが圧倒的に緊張感がある。
5位:ゼロ・グラビティ
無茶苦茶評判良いのだが自分的にイマイチ刺さらず。
単なるパニックモノに終わらせず、二重三重に画に意味を仕込んでくる当たりさすがというべきか。
一瞬これはゼロ年代の「2001年宇宙の旅」になるのか??と思ったけど、それは過大評価しすぎの気もしたのでこの順位。
6位:ゼロ・ダーク・サーティ※
冷え冷えとした虚無感が後からじわじわとくる。かめばかむほど味わいが増すような。
CIAの地道なリサーチ、無人機による爆撃、殺戮、断りもなく他国を出かけていて人殺ししちゃうとか全体的に実に地味なんだが、その地味さ加減が異常な雰囲気を醸し出していて良い。
7位:風立ちぬ
左翼がつくった零戦映画にしては無駄に左に寄らず、右にも寄らず、絶妙な立ち位置を保った。零戦の暗い歴史(特攻)には一切振れなかったのはむしろお涙頂戴的なヒロイックさを付加せずに中立的でよかったと思う。
8位:テッド※
やっぱ「エイリアン2」って最高だよな!うん。そうそう、という映画。
下ネタと映画マニアネタ(主に80年代)で おちゃらけたクマが出てくるコメディだと思ってきたカップルを全力で置いてけぼりにしていた。ざまあみろ。
ラストのあのネタが最高で大爆笑したんだけど、アレは日本じゃできないよなぁ…。
9位:キャビン
面白いだけど小咄感が大きい。オチがまた×××か!という。
10位: エイリアン ディレクターズ・カット版
2013年の映画なの?と言われると微妙なんだけど、他にコレといった作品がないので。
何度観ても傑作なことこに揺るぎはない。
■総評
2013年はパシフィックリム!!以上、終わり。
※マークのついた映画は万人向けではないので鑑賞する人は注意してね。
2013年6月3日月曜日
オブリビオンとグランドマスターの感想とか
やることが多すぎて途方に暮れる。
若い頃のように睡眠時間削って時間を捻出することはもう無理なので(マジで死ぬし)、可能な範囲でがんばるということで。
まあブログ書く暇があるなら仕様の一つでも書けよ、という話もあるけども…。
ストレスフルなので強烈に物欲が頭をもたげている最中なのだが、そこに思ってもみない臨時収入があったので物欲がバーサーカー状態に。
登山道具でも買おうかな。行けるかどうかわからないけど…。
時計(プロトレック)をリプレースしたいのと、ジェットボイルが買いたい。あとレインウェアも。
忙しくてもランニングは欠かさずに継続中。
何が何でも一週間に一度は走るように。脚力が落ちたら戻すのが大変なので。
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いつものように土曜日の仕事終わりにオールナイトで映画鑑賞。
映画の日なのでハシゴで2本。
で、久々に映画の感想を書こうとKINENOTEにアクセスしたらサーバーエラー…。タイミング悪すぎ。
感想書かないとずっと放置するのでブログに書いておくか…。
以下、全力でネタバレ。
■オブリビオン
悪くない。ビジュアルも綺麗で隙がないし、ストーリーも一捻り効いていて途中までは先が読めずに面白い。
砕けた月が浮かぶ風景もいい感じ。
ただお話の運び方の段取りが悪いので、観客として一撃で謎が氷解するタイミングがなく、モヤモヤとした時間が続く。
あとはプロットに必然性がないなぁ。
主人公とそのパートナーをクローンにして侵略させる根本的な理由がみつからない。
ドローンもいるんだから、ドローンで一挙に攻めればいいし。
まあ大挙して押し寄せるトムクルーズの大群という絵面は見て見たかったがそこは実現されず。
あの爽やかスマイルでトムの大群が攻めてきたらシュールで楽しいのに。
世間では「いろいろな映画の寄せ集め」とか言われているけど、まあいいなじゃないかしら。
コレをみて2001年宇宙の旅とか思い出すのは一部の人だけだろう。
あとはオルガ・キュリレンコがかわいい。
■グランドマスター
イップマンを軸に話が進行するが、イップマンを扱った映画としてはドニー・イェン版「イップマン」が勝る。
クンフー映画ぽくはあるが、クンフー映画ではない。クンフー映画の体をした芸術映画といえばよいのか。
でもストーリーらしいストーリーもない。
クンフー映画なのにアップ多用。
クンフー映画なのにスローモーション多用。
クンフー映画なのにカットを細かく切るから全体の動きが分からず。
そしてアップ、アップ、アップ!!
アップのカットが目茶苦茶多い!!
でも絵は綺麗。構図もバッチリ。
うーーーーーーーーーーーーーーーーん。
ダメじゃないんだけど、なんだろう、このコレジャナイ感。
そしてトニーレオン扮するイップマンの影が薄い。監督のやる気はチャン・ツィイーに全て注がれている。
とにかくチャン・ツィイーのアップが多い。なんかずっとチャン・ツィイーを見ているような錯覚にさえ陥る。
しかも完璧に美しくとる。もう化粧品のCMかってくらいに綺麗にとる。神々しいほどに。
アクションシーンもチャン・ツィイーの駅の決闘シーンが一番よい。
毛皮着て構えるシーンは惚れ惚れするような出来映え。カッコエエ。
女性でこんなに格好良く構え出来る奴がいるだろうか?いやいない。
この駅の決闘シーンだが、マトリックスのエージェントスミスとの地下鉄ホームの決闘を彷彿してしまうのは気のせい?
殺陣がユエン・ウーピンだから?
チャン・ツィイーは結構動けているぽいのでフルショットでちゃんと殺陣を見せて欲しかった。
映画観た後に残るはチャン・ツィイーのアップ!!
もうまぶたの裏に焼き付くレベル。
まあチャン・ツィイーは出演した映画史上的にも一番綺麗だし、チャン・ツィイーの代表作かもしれない。
2013年5月12日日曜日
「永遠の0」を読んだ
「海賊と呼ばれた男」が良かったので同じ百田尚樹の「永遠の0」も読んでみた。
#以下ネタバレがあり。
前から読もうかどうかと迷っていたのだが神風特攻隊の話ので、礼賛型とかお涙頂戴パターンだと嫌だなぁ、と思い敬遠していた。
思想的にはフラットだが、太平洋戦争に関する史実の部分は紋切り型というかステレオタイプな印象。
というかよくよく調べてみると他の文献を引用しているのか。なるほど。Wikipediaにまるっきり同じ内容が書かれているのはご愛嬌?
太平洋戦争に突き進んだのが官僚的な組織のせいだ、とするのは現代では分かり易い切り口であるけども、太平洋戦争に突き進む流れはそんなに簡単な話ではないと思うが。小説だからその辺はすっ飛ばしてもいいけども。
違和感があるのは主人公宮部久蔵に割いているページ数よりも太平洋戦争の戦記に関するページが多いこと。
そしてそのほとんどが割とよく知られている事実であること。※要するに改めてこの小説で知る事実が少ない。
主人公を語るよりも太平洋戦争の主観を述べているのが多いのが気になる。
そういう歴史小説として考えると、太平洋戦争の歴史初心者へ読ませる本としてはいいかもしれない。
あとがきで児玉清が語っているように、泣かせどころはしっかりあり、そこでぐっとくるのは確かなのだが、大きな問題を置き去りにしたままにしているような気がする。
それは主人公宮部久蔵が特攻で死んだ理由が明確にされないこと。
何が何でも生きて帰ることに執着していたはずなのに、命令されたとたんにあっさり特攻してしまうのはおかしい。
非国民や村八分の汚名をそそがれようとも生きる手段はいくらでもあったはず。
しかも、その生きて帰れる可能性を手にしていたはず(機体の不良)なのにそれを別の人間に明け渡してしまうことも謎。
自分がソコがミステリーとしての根幹だと思っていただけに肩すかしをくらった感じ。
一応護衛機として特攻隊や桜花隊を守れなかったことに苦しみを感じている描写があるが、それを理由にしてしまっては「生きて帰る」ことのテーマが揺らいでしまう。
「生きて帰って」しまったら、そもそもお話にならないのだから死んでくれないと困るというのは作り手としては分かるのだが釈然としない。
この問題が自分には致命的で、読後感が悪く、ノレない感じ。
こちら映画化されるそうだが、監督が山崎貴監督だそうで。
インタビューに応じる老人がおもっきり説明セリフで史実を語るのは、心情を全部セリフで説明してしまう親切設計な山崎監督にあっているのかもしれないが…。
でも公開されたら観るだろう。白組が頑張って、零戦の空戦シーンはかっこよく描写されるだろうから。
残雪の尾瀬
連休が明けたら、いつもよりもブーストがかかって忙しく、今週は何をやっていたのか憶えていない。そして疲れた。
忘れないうちに連休にやったことを書こう。
GWに尾瀬とその周辺の燧ヶ岳と至仏山に登山に行ってきた。
4月末に70cmの積雪があったため、雪解けするどころか尾瀬ヶ原は一面の雪原。
これはこれで貴重な風景ではあったが雪が積もっているので登山の難易度は上がった。
■5/3(1日目)
鳩待峠-山ノ鼻-下田代十字路-見晴らしキャンプ場泊
鳩待峠から尾瀬ヶ原はほとんど傾斜がないのでアイゼンをつけずに歩く。
4末に積もった雪が腐っていて歩きにくく、さらに踏み抜き(雪の落とし穴みたいなもの)で油断がならない。
一度木道脇に踏み抜きにハマリ、膝を強打。捻挫したかと思うくらい痛かったが歩いてみたら影響がないのでそのまま歩く。
尾瀬ヶ原は一面の雪原。そして天気も晴れ。素晴らしいことこの上ない。
15時にテン場に到着。先客は二張りだけ。一面の雪原でドコに張って良いかわからず。適当に雪を踏み固めてテントを張る。山小屋でビールを買ってつまみを食べながら休憩。夕食を食べようとコンロの準備しようとするも、コンロを忘れたことに気づく。ガーン。寒いのにお湯が沸かせないのはツライ。
仕方ないので檜枝岐小屋で夕食で食べる。
■5/4(2日目)
下田代十字路-燧ヶ岳山頂-下田代十字路-山ノ鼻
テント内は氷点下3度くらい。当たり前だが寒い。濡れたタオルを干しておいたら凍っていた。
モンベルの#3シュラフで寝るが着込めばギリギリ眠れる。
そういえば雪上テントは初めてだった。
4時に起きて諸々準備をして5時に出発。最初から12本爪アイゼンを装着してスタート。
燧ヶ岳への登山道(見晴新道)は一応トレースはあるものの2〜3人しか歩いてないようで踏み固まってなくて歩きづらい。最初はポールで歩いていたが、急登が始まったところでピッケルに持ち変える。
激しい急登故に途中に嫌になって撤退しようかと思い始めたところで稜線にでる。
稜線に出たあたりでハイドレーションのホースが凍り水が飲めなくなる。
岩場の急登をザクザクのぼって燧ヶ岳山頂に到着。
俎嵓側へ登山道はは雪のナイフリッジになっていて滑落したらアウト(死ぬ)感じだったので断念。
もと来た道を戻り再び下田代十字路に。
5時に出発、8時45分に頂上、11時30分に戻ってくる。ほぼ夏山と同じコースタイムで登って降りてきたが超絶にしんどい。雪道が歩きにくいせいか猛烈に体力を消耗する。
山小屋でラーメンを食べてテントを撤収。山ノ鼻へ移動。
ちんたら尾瀬ヶ原の雪原を2時間ほど歩く。
燧ヶ岳の急登が結構な疲労となって歩みが遅いし、モチベーションもダウン。
明日は温泉に入ってさっさと帰ろうかと思い始める。
山ノ鼻-至仏山-鳩待峠
3時に起きる。筋肉痛もないし体調も悪くないので至仏山に登ろうと決め準備開始。
テントを撤収して5時から歩き始める。
山ノ鼻から至仏山への登りは延々と続く急登。汗が滝のように流れるのでハードシェルを脱ぐ。
1時間で森林限界を超える。一面の雪の斜面。
ここからはひたすら雪の斜面を直答していく。ポールで登れなくもないがピッケルのほうが安心。
稜線に出ると風が強く寒さがハンパない。再度ハードシェルを着て目出し帽をかぶる。
8時20分に至仏山山頂に到着。夏道のコースタイムを20分オーバー。
3時間ちょっとで登れたがこれは結構な急登。しかもアイゼン履いてテント装備を背負っているのでさらにハード。
気温は氷点下なのに服は汗でびっしょりという訳分からん状態に。
頂上は風が強く寒いので鳩待峠へ向けて稜線を下山する。
鳩待峠からは多数の登山者やスキー、スノボの人とすれ違う。こっちの登山道のほうが圧倒的に楽ちんだし景色も素晴らしい。至仏山に登るなら鳩待峠から登ったほうがよかったな。※バスの到着時間が遅いので初日に登るのを避けた。
戸倉までバスで移動し尾瀬ぷらり館で温泉に入る。
地方自治体が作った典型的な箱物だけど温泉はちゃんと源泉掛け流し。
施設も綺麗だし、お湯もフレッシュ。お湯は絶妙に硫黄臭くて良い感じ。
この温泉は良かった。これで休憩所があればもっといいのに。
その他気づいたところ。
・尾瀬では自然保護の観点から携帯基地局がない。携帯が通じたのは鳩待峠から至仏山の稜線のみ。遭難した場合の連絡手段とかを考えると通じたほうがいいような気がする。自分的には仕事上の連絡手段がないのは困るなぁと。
・燧ヶ岳を残雪期に見晴新道から登るのはキツイ。頂上まで延々急登が続くところへもってきて雪で足が取られるから体力が猛烈に消耗する。汗が滝のように流れるのに、稜線にでるとその汗が凍るなど、体温調整も面倒くさい。
・燧ヶ岳の柴安嵓の俎嵓側が雪壁となっていて、降りようとした人が俎嵓側の人に大声で制止されていた。
・GWなのに全然人がいない。登山道にも人がいない。歩いていると時として前後に登山者がいない場合もある。GWの喧噪がなく、静かに過ごしたい人にはいいかもしれない。
仕事がグイグイとギリギリな感じで忙しくなっているが、さて次はどこに行こう?
※仕事以外の目標というか、考えることをしてないと精神的な安定が保てないので。
2013年4月29日月曜日
最近読んだ本など
週一でブログを書く、という目標を掲げたが最近は疲れてしまってやる気がさっぱり起きず更新していなかった。少しだけでも何か書き残そう。
■仕事
いろいろあり過ぎて無茶苦茶忙しいが、守秘義務とかあるから何もいえず。
まあ、ここからが正念場であり、ディレクターの腕の見せ所ということか。
■読んだ本①「マネーボール」
映画のほうは既に観ている。映画よりも原作のうほうが圧倒的に面白い。
読み物としてはビジネス書というかマネージメント層に向けたつくりなんだけど、野球の様々な側面を描いているので野球好きの人は読んでみるといいと思う。
野球が単純な身体能力で優劣が決まるスポーツではなく、メンタルや考え方が重要なスポーツであることがよくわかる。
読んでいたらこのロジックを基にして無性に野球ゲームが作りたくなってしまった。
また貧乏球団をあの手この手でなんとかするのが、弱小デベロッパーの自分の会社とかぶってイロイロと感銘を受けた。
印象深いのがこの本の主人公というべき、アスレチックスGMのビリー・ビーン。
彼がレッドソックスのGMに招かれて契約もほぼ決まっていたのにその契約を反故にしてしまうのが物凄く印象に残る。
その理由というのが
「私は金のためだけに決断を下したことが一度だけある。スタンフォード進学をやめてメッツと契約したときだ。そして私は、二度と金によって人生を左右されまいと心に決めたんだ」
ときた。カッコエエ。
そしてビリー・ビーンは未だにアスレチックスのGMをやっている。
■読んだ本②「海賊と呼ばれた男 上・下」
出光興産の創業者、出光佐三をベースにしたお話。名前は違うが内容はほぼ史実。
キャラクターが脚色されすぎているような気がするが、各所でグッっとくるところ満載。
事実の強さが強烈すぎるので、ディテールの甘さなどを吹き飛ばして感動してしまう。
どこまでが本当なのかわからないのだが、出光佐三の儲けだけに走らず、日本のため、社員のための経営姿勢が本当に素晴らしい。
儲けだけに走るクソIT経営者なんか足元にも及ばないくらいに人間的度量というかポテンシャルが凄く、決定的に何か違う。
石油のためなら戦争やクーデーターを平気でやる、アメリカ、イギリスとセブンシスターズ相手に今の今まで潰されずに会社がしっかり生き残っているのって、ほとんど奇跡に近い。
この本を読むまで出光佐三のことをほとんど知らなかった。日本人として恥ずかしい。
■まとめ
「マネーボール」と「海賊と呼ばれた男」 どちらも近年読んだ本の中でかなり強烈な印象に残った本だ。
ビリー・ビーンも出光佐三も最後の最後のところで「お金ではない何か」を拠り所にしているように思える。
また両者とも困難に立ち向かうことを楽しいと思っているところがある。
自分は彼らに較べたら鼻クソみたいな存在だけど、そういうところは見習っていこうと思う。
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