2013年12月30日月曜日

2013年に観た映画ベスト10

劇場で観た映画は全部で30作品。今年は結構観たね。以下30作品のリスト。

テッド/LOOPER/ルーパー/東京家族/ムーンライズ・キングダム/ダイ・ハード ラスト・デイ/ゼロ・ダーク・サーティ/ジャンゴ 繋がれざる者/機動戦士ガンダムUC(ユニコーン) episode 6 宇宙と地球と/キャビン/クラウド アトラス/風立ちぬ/ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日/アイアンマン3/スター・トレック イントゥ・ダークネス/リンカーン/グランド・マスター/クロユリ団地/キャプテン・フィリップス/ゼロ・グラビティ/地獄でなぜ悪い/ワイルド・スピード EURO MISSION/ホビット/マン・オブ・スティール/オブリビオン/パシフィックリム/永遠の0/クロニクル/人類資金/エリジウム/エイリアン ディレクターズ・カット版/


1位:パシフィックリム
ぶっちぎりのナンバー1。ロボットと怪獣のドつきあいを湯水のように予算を費やしてできた夢のような作品。日本の特撮とはベクトルが異なる尋常ならざる物量。
テンポを上げるために一画面で説明することの情報量を増やしているのだが、それが物量と相乗効果を生んで異常なテンションを生み出している。
カットが自分の気持ちいいテンポよりも気持ち短いのが難だったり、設定がテキトー(原子炉稼働でも電磁パルスにやられます)とか粗はたくさんあるのだが、細かいことを全てナシにしてしまう勢いに圧倒される。
映画史上に残る傑作だと言い切るよオレは。

2位:地獄でなぜ悪い※
長谷川博己が本当に楽しそうに演じていて、観ているこちらもとても楽しい。
映画撮るって最高に楽しいよな!という原体験を改めて感じさせてくる。素晴らしい。
「金のために映画は撮らない」という今の自分の仕事ポリシー(プロフェッショナルとしてお金の取れる仕事をする)と真逆な考え方も潔くて憧れる。
オレも「映画撮って家を建てるようなヤツになりたくない」とか言ってみたい。いろいろと最高!!
ラストに到るまで楽しくて楽しくて堪らない。ラストシーンも印象的で良い。

3位:ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日※
信仰、寓話、伝説、イマジネーションと言葉で語るには難しいテーマに対して見事な切り口で切り込んでくる。

4位:クロニクル
AKIRA実写版と言って良いのではないか。マン・オブ・スティールよりもコッチのバトルシーンのほうが圧倒的に緊張感がある。

5位:ゼロ・グラビティ
無茶苦茶評判良いのだが自分的にイマイチ刺さらず。
単なるパニックモノに終わらせず、二重三重に画に意味を仕込んでくる当たりさすがというべきか。
一瞬これはゼロ年代の「2001年宇宙の旅」になるのか??と思ったけど、それは過大評価しすぎの気もしたのでこの順位。

6位:ゼロ・ダーク・サーティ※   
冷え冷えとした虚無感が後からじわじわとくる。かめばかむほど味わいが増すような。
CIAの地道なリサーチ、無人機による爆撃、殺戮、断りもなく他国を出かけていて人殺ししちゃうとか全体的に実に地味なんだが、その地味さ加減が異常な雰囲気を醸し出していて良い。


7位:風立ちぬ
左翼がつくった零戦映画にしては無駄に左に寄らず、右にも寄らず、絶妙な立ち位置を保った。零戦の暗い歴史(特攻)には一切振れなかったのはむしろお涙頂戴的なヒロイックさを付加せずに中立的でよかったと思う。

8位:テッド※
やっぱ「エイリアン2」って最高だよな!うん。そうそう、という映画。
下ネタと映画マニアネタ(主に80年代)で おちゃらけたクマが出てくるコメディだと思ってきたカップルを全力で置いてけぼりにしていた。ざまあみろ。
ラストのあのネタが最高で大爆笑したんだけど、アレは日本じゃできないよなぁ…。

9位:キャビン
面白いだけど小咄感が大きい。オチがまた×××か!という。

10位: エイリアン ディレクターズ・カット版
2013年の映画なの?と言われると微妙なんだけど、他にコレといった作品がないので。
何度観ても傑作なことこに揺るぎはない。


■総評
2013年はパシフィックリム!!以上、終わり。
※マークのついた映画は万人向けではないので鑑賞する人は注意してね。

2013年6月3日月曜日

オブリビオンとグランドマスターの感想とか



やることが多すぎて途方に暮れる。
若い頃のように睡眠時間削って時間を捻出することはもう無理なので(マジで死ぬし)、可能な範囲でがんばるということで。
まあブログ書く暇があるなら仕様の一つでも書けよ、という話もあるけども…。


ストレスフルなので強烈に物欲が頭をもたげている最中なのだが、そこに思ってもみない臨時収入があったので物欲がバーサーカー状態に。
登山道具でも買おうかな。行けるかどうかわからないけど…。
時計(プロトレック)をリプレースしたいのと、ジェットボイルが買いたい。あとレインウェアも。

忙しくてもランニングは欠かさずに継続中。
何が何でも一週間に一度は走るように。脚力が落ちたら戻すのが大変なので。

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いつものように土曜日の仕事終わりにオールナイトで映画鑑賞。
映画の日なのでハシゴで2本。

で、久々に映画の感想を書こうとKINENOTEにアクセスしたらサーバーエラー…。タイミング悪すぎ。
感想書かないとずっと放置するのでブログに書いておくか…。



以下、全力でネタバレ。

■オブリビオン
悪くない。ビジュアルも綺麗で隙がないし、ストーリーも一捻り効いていて途中までは先が読めずに面白い。
砕けた月が浮かぶ風景もいい感じ。

ただお話の運び方の段取りが悪いので、観客として一撃で謎が氷解するタイミングがなく、モヤモヤとした時間が続く。
あとはプロットに必然性がないなぁ。
主人公とそのパートナーをクローンにして侵略させる根本的な理由がみつからない。
ドローンもいるんだから、ドローンで一挙に攻めればいいし。
まあ大挙して押し寄せるトムクルーズの大群という絵面は見て見たかったがそこは実現されず。
あの爽やかスマイルでトムの大群が攻めてきたらシュールで楽しいのに。

世間では「いろいろな映画の寄せ集め」とか言われているけど、まあいいなじゃないかしら。
コレをみて2001年宇宙の旅とか思い出すのは一部の人だけだろう。
あとはオルガ・キュリレンコがかわいい。

■グランドマスター
イップマンを軸に話が進行するが、イップマンを扱った映画としてはドニー・イェン版「イップマン」が勝る。
クンフー映画ぽくはあるが、クンフー映画ではない。クンフー映画の体をした芸術映画といえばよいのか。
でもストーリーらしいストーリーもない。

クンフー映画なのにアップ多用。
クンフー映画なのにスローモーション多用。
クンフー映画なのにカットを細かく切るから全体の動きが分からず。
そしてアップ、アップ、アップ!!
アップのカットが目茶苦茶多い!!

でも絵は綺麗。構図もバッチリ。
うーーーーーーーーーーーーーーーーん。
ダメじゃないんだけど、なんだろう、このコレジャナイ感。

そしてトニーレオン扮するイップマンの影が薄い。監督のやる気はチャン・ツィイーに全て注がれている。
とにかくチャン・ツィイーのアップが多い。なんかずっとチャン・ツィイーを見ているような錯覚にさえ陥る。
しかも完璧に美しくとる。もう化粧品のCMかってくらいに綺麗にとる。神々しいほどに。

アクションシーンもチャン・ツィイーの駅の決闘シーンが一番よい。
毛皮着て構えるシーンは惚れ惚れするような出来映え。カッコエエ。
女性でこんなに格好良く構え出来る奴がいるだろうか?いやいない。

この駅の決闘シーンだが、マトリックスのエージェントスミスとの地下鉄ホームの決闘を彷彿してしまうのは気のせい?
殺陣がユエン・ウーピンだから?
チャン・ツィイーは結構動けているぽいのでフルショットでちゃんと殺陣を見せて欲しかった。

映画観た後に残るはチャン・ツィイーのアップ!!
もうまぶたの裏に焼き付くレベル。
まあチャン・ツィイーは出演した映画史上的にも一番綺麗だし、チャン・ツィイーの代表作かもしれない。

2013年5月12日日曜日

「永遠の0」を読んだ




「海賊と呼ばれた男」が良かったので同じ百田尚樹の「永遠の0」も読んでみた。

#以下ネタバレがあり。

前から読もうかどうかと迷っていたのだが神風特攻隊の話ので、礼賛型とかお涙頂戴パターンだと嫌だなぁ、と思い敬遠していた。

思想的にはフラットだが、太平洋戦争に関する史実の部分は紋切り型というかステレオタイプな印象。
というかよくよく調べてみると他の文献を引用しているのか。なるほど。Wikipediaにまるっきり同じ内容が書かれているのはご愛嬌?

太平洋戦争に突き進んだのが官僚的な組織のせいだ、とするのは現代では分かり易い切り口であるけども、太平洋戦争に突き進む流れはそんなに簡単な話ではないと思うが。小説だからその辺はすっ飛ばしてもいいけども。

違和感があるのは主人公宮部久蔵に割いているページ数よりも太平洋戦争の戦記に関するページが多いこと。
そしてそのほとんどが割とよく知られている事実であること。※要するに改めてこの小説で知る事実が少ない。
主人公を語るよりも太平洋戦争の主観を述べているのが多いのが気になる。
そういう歴史小説として考えると、太平洋戦争の歴史初心者へ読ませる本としてはいいかもしれない。

あとがきで児玉清が語っているように、泣かせどころはしっかりあり、そこでぐっとくるのは確かなのだが、大きな問題を置き去りにしたままにしているような気がする。

それは主人公宮部久蔵が特攻で死んだ理由が明確にされないこと。
何が何でも生きて帰ることに執着していたはずなのに、命令されたとたんにあっさり特攻してしまうのはおかしい。
非国民や村八分の汚名をそそがれようとも生きる手段はいくらでもあったはず。
しかも、その生きて帰れる可能性を手にしていたはず(機体の不良)なのにそれを別の人間に明け渡してしまうことも謎。
自分がソコがミステリーとしての根幹だと思っていただけに肩すかしをくらった感じ。

一応護衛機として特攻隊や桜花隊を守れなかったことに苦しみを感じている描写があるが、それを理由にしてしまっては「生きて帰る」ことのテーマが揺らいでしまう。

「生きて帰って」しまったら、そもそもお話にならないのだから死んでくれないと困るというのは作り手としては分かるのだが釈然としない。
この問題が自分には致命的で、読後感が悪く、ノレない感じ。

こちら映画化されるそうだが、監督が山崎貴監督だそうで。
インタビューに応じる老人がおもっきり説明セリフで史実を語るのは、心情を全部セリフで説明してしまう親切設計な山崎監督にあっているのかもしれないが…。
でも公開されたら観るだろう。白組が頑張って、零戦の空戦シーンはかっこよく描写されるだろうから。

残雪の尾瀬


連休が明けたら、いつもよりもブーストがかかって忙しく、今週は何をやっていたのか憶えていない。そして疲れた。
忘れないうちに連休にやったことを書こう。

GWに尾瀬とその周辺の燧ヶ岳と至仏山に登山に行ってきた。
4月末に70cmの積雪があったため、雪解けするどころか尾瀬ヶ原は一面の雪原。
これはこれで貴重な風景ではあったが雪が積もっているので登山の難易度は上がった。

■5/3(1日目)
鳩待峠-山ノ鼻-下田代十字路-見晴らしキャンプ場泊

 


鳩待峠から尾瀬ヶ原はほとんど傾斜がないのでアイゼンをつけずに歩く。
4末に積もった雪が腐っていて歩きにくく、さらに踏み抜き(雪の落とし穴みたいなもの)で油断がならない。
一度木道脇に踏み抜きにハマリ、膝を強打。捻挫したかと思うくらい痛かったが歩いてみたら影響がないのでそのまま歩く。
尾瀬ヶ原は一面の雪原。そして天気も晴れ。素晴らしいことこの上ない。
15時にテン場に到着。先客は二張りだけ。一面の雪原でドコに張って良いかわからず。適当に雪を踏み固めてテントを張る。山小屋でビールを買ってつまみを食べながら休憩。夕食を食べようとコンロの準備しようとするも、コンロを忘れたことに気づく。ガーン。寒いのにお湯が沸かせないのはツライ。
仕方ないので檜枝岐小屋で夕食で食べる。

■5/4(2日目)
下田代十字路-燧ヶ岳山頂-下田代十字路-山ノ鼻  


テント内は氷点下3度くらい。当たり前だが寒い。濡れたタオルを干しておいたら凍っていた。
モンベルの#3シュラフで寝るが着込めばギリギリ眠れる。
そういえば雪上テントは初めてだった。
4時に起きて諸々準備をして5時に出発。最初から12本爪アイゼンを装着してスタート。
燧ヶ岳への登山道(見晴新道)は一応トレースはあるものの2〜3人しか歩いてないようで踏み固まってなくて歩きづらい。最初はポールで歩いていたが、急登が始まったところでピッケルに持ち変える。
激しい急登故に途中に嫌になって撤退しようかと思い始めたところで稜線にでる。
稜線に出たあたりでハイドレーションのホースが凍り水が飲めなくなる。
岩場の急登をザクザクのぼって燧ヶ岳山頂に到着。
俎嵓側へ登山道はは雪のナイフリッジになっていて滑落したらアウト(死ぬ)感じだったので断念。
もと来た道を戻り再び下田代十字路に。
5時に出発、8時45分に頂上、11時30分に戻ってくる。ほぼ夏山と同じコースタイムで登って降りてきたが超絶にしんどい。雪道が歩きにくいせいか猛烈に体力を消耗する。
山小屋でラーメンを食べてテントを撤収。山ノ鼻へ移動。
ちんたら尾瀬ヶ原の雪原を2時間ほど歩く。
燧ヶ岳の急登が結構な疲労となって歩みが遅いし、モチベーションもダウン。
明日は温泉に入ってさっさと帰ろうかと思い始める。

■5/5(3日目)
山ノ鼻-至仏山-鳩待峠  



3時に起きる。筋肉痛もないし体調も悪くないので至仏山に登ろうと決め準備開始。
テントを撤収して5時から歩き始める。
山ノ鼻から至仏山への登りは延々と続く急登。汗が滝のように流れるのでハードシェルを脱ぐ。
1時間で森林限界を超える。一面の雪の斜面。
ここからはひたすら雪の斜面を直答していく。ポールで登れなくもないがピッケルのほうが安心。
稜線に出ると風が強く寒さがハンパない。再度ハードシェルを着て目出し帽をかぶる。
8時20分に至仏山山頂に到着。夏道のコースタイムを20分オーバー。
3時間ちょっとで登れたがこれは結構な急登。しかもアイゼン履いてテント装備を背負っているのでさらにハード。
気温は氷点下なのに服は汗でびっしょりという訳分からん状態に。
頂上は風が強く寒いので鳩待峠へ向けて稜線を下山する。
鳩待峠からは多数の登山者やスキー、スノボの人とすれ違う。こっちの登山道のほうが圧倒的に楽ちんだし景色も素晴らしい。至仏山に登るなら鳩待峠から登ったほうがよかったな。※バスの到着時間が遅いので初日に登るのを避けた。

戸倉までバスで移動し尾瀬ぷらり館で温泉に入る。
地方自治体が作った典型的な箱物だけど温泉はちゃんと源泉掛け流し。
施設も綺麗だし、お湯もフレッシュ。お湯は絶妙に硫黄臭くて良い感じ。
この温泉は良かった。これで休憩所があればもっといいのに。

その他気づいたところ。

・尾瀬では自然保護の観点から携帯基地局がない。携帯が通じたのは鳩待峠から至仏山の稜線のみ。遭難した場合の連絡手段とかを考えると通じたほうがいいような気がする。自分的には仕事上の連絡手段がないのは困るなぁと。

・燧ヶ岳を残雪期に見晴新道から登るのはキツイ。頂上まで延々急登が続くところへもってきて雪で足が取られるから体力が猛烈に消耗する。汗が滝のように流れるのに、稜線にでるとその汗が凍るなど、体温調整も面倒くさい。

・燧ヶ岳の柴安嵓の俎嵓側が雪壁となっていて、降りようとした人が俎嵓側の人に大声で制止されていた。

・GWなのに全然人がいない。登山道にも人がいない。歩いていると時として前後に登山者がいない場合もある。GWの喧噪がなく、静かに過ごしたい人にはいいかもしれない。

仕事がグイグイとギリギリな感じで忙しくなっているが、さて次はどこに行こう?
※仕事以外の目標というか、考えることをしてないと精神的な安定が保てないので。

2013年4月29日月曜日

最近読んだ本など


週一でブログを書く、という目標を掲げたが最近は疲れてしまってやる気がさっぱり起きず更新していなかった。少しだけでも何か書き残そう。

■仕事
いろいろあり過ぎて無茶苦茶忙しいが、守秘義務とかあるから何もいえず。
まあ、ここからが正念場であり、ディレクターの腕の見せ所ということか。

■読んだ本①「マネーボール」

映画のほうは既に観ている。映画よりも原作のうほうが圧倒的に面白い。
読み物としてはビジネス書というかマネージメント層に向けたつくりなんだけど、野球の様々な側面を描いているので野球好きの人は読んでみるといいと思う。
野球が単純な身体能力で優劣が決まるスポーツではなく、メンタルや考え方が重要なスポーツであることがよくわかる。
読んでいたらこのロジックを基にして無性に野球ゲームが作りたくなってしまった。
また貧乏球団をあの手この手でなんとかするのが、弱小デベロッパーの自分の会社とかぶってイロイロと感銘を受けた。

印象深いのがこの本の主人公というべき、アスレチックスGMのビリー・ビーン。
彼がレッドソックスのGMに招かれて契約もほぼ決まっていたのにその契約を反故にしてしまうのが物凄く印象に残る。
その理由というのが
「私は金のためだけに決断を下したことが一度だけある。スタンフォード進学をやめてメッツと契約したときだ。そして私は、二度と金によって人生を左右されまいと心に決めたんだ」
ときた。カッコエエ。
そしてビリー・ビーンは未だにアスレチックスのGMをやっている。

■読んだ本②「海賊と呼ばれた男 上・下」

出光興産の創業者、出光佐三をベースにしたお話。名前は違うが内容はほぼ史実。
キャラクターが脚色されすぎているような気がするが、各所でグッっとくるところ満載。
事実の強さが強烈すぎるので、ディテールの甘さなどを吹き飛ばして感動してしまう。
どこまでが本当なのかわからないのだが、出光佐三の儲けだけに走らず、日本のため、社員のための経営姿勢が本当に素晴らしい。
儲けだけに走るクソIT経営者なんか足元にも及ばないくらいに人間的度量というかポテンシャルが凄く、決定的に何か違う。
石油のためなら戦争やクーデーターを平気でやる、アメリカ、イギリスとセブンシスターズ相手に今の今まで潰されずに会社がしっかり生き残っているのって、ほとんど奇跡に近い。
この本を読むまで出光佐三のことをほとんど知らなかった。日本人として恥ずかしい。

■まとめ
「マネーボール」と「海賊と呼ばれた男」 どちらも近年読んだ本の中でかなり強烈な印象に残った本だ。

ビリー・ビーンも出光佐三も最後の最後のところで「お金ではない何か」を拠り所にしているように思える。
また両者とも困難に立ち向かうことを楽しいと思っているところがある。

自分は彼らに較べたら鼻クソみたいな存在だけど、そういうところは見習っていこうと思う。


2013年3月18日月曜日

体調不良とか



週一でブログ書くことにしていたが体調不良でやる気ナッシング。
体調不良のせいで週末の予定も吹っ飛んだ。仕事も進まないし。
とはいえ先週も書かなかったのでなんか書く。

■体調不良
水曜日に会食でお酒を飲んだあたりから調子が悪くなる。
大して飲んでないのに凄い眠気と倦怠感で気分が悪くなる。
なんとなく違和感を感じでいたのだが、朝起きると首のリンパ腺が痛い。
徹夜などが続いたりして疲労が溜まると、脇の下や股間の付け根のリンパがよく痛くなるのだが、首のリンパが痛くなるのは初めて。
風邪かもしれないのでその夜に病院に行って抗生物質をもらってくる。
薬を飲んでみたが金曜日でも症状が変わらず。
土曜日に別の医者にかかってみたが、「たぶん風邪じゃないですかね。今の抗生物質で様子を見ましょう」ということで様子見。
土日とできるだけ静養に努めてみたが、あんまり症状は変わらず…。
うーん。何がおかしいんだろう?

■アカデミー賞司会のセス・マクファーレン
週刊文春の町山智浩氏の記事にあったセス・マクファーレン(TEDのクマの中の人&監督)のおっぱいの歌が見たくて、NHKのアカデミー賞授賞式のダイジェストをみた。
TEDのエロクマそのままの下品極まる(褒め言葉)歌詞で自分は大変楽しめた。
要するに有名女優がおっぱいを出している映画をひたすら羅列するだけの歌をミュージカル風に歌うということだけなんだけど、「ああ、よく見ているねぇ」と感じで映画好きには面白い。
途中にナオミ・ワッツのしかめた顔がインサートされるタイミングも良い。
そしてサビは予想通りの脱ぎたがり女優ケイト・ウィンスレット!ツボを良く心得ているよなぁ。
んで口直しにその後にちゃんとした歌やダンスを華麗に披露しちゃう芸達者ぶりが凄い。


■ランニングウォッチが欲しい
ラップタイムを正確に計りたいのでランニングウォッチ買おうかなぁと物色し始めるも、数が多すぎてよくわからない。
マスト機能としてはGPSとポーズ機能(止まると計測も一時停止する)だけど、何が良いんだろう?
今の第1候補はエプソンのやつ。

2013年3月4日月曜日

東京マラソン:初めてのフルマラソン


先週の2/24日曜日に東京マラソンに出場した。
走りながら考えたことをつらつらと。


■スタート前
Jブロックからスタート。昔よく打ち合わせで来たゴンゾさんが入居していたビルの前。
8時45分頃から猪瀬知事がなんかしゃべり出したが後方のブロックなので何をしゃべっているかさっぱりわからず。
9時10分スタート。するが後方なので人間はぴくりとも動かず。
徐々に人の波が動き出し、15分ほどでスタート前に移動。
みんなスタートラインを写真に撮っていた。

■スタートから5kmまで(0:28:50)
スタートラインを通過していよいよスタート。ランナーも一斉に走り始める。
スタートするも人が多くて自分のペースではなかなか走れない。ひたすら人をよけながら走る。
いつも走っているコースなので気持ちよく走る。

■10km(0:57:42)
カミさんが日比谷あたりで応援に来ているはずだったが見当たらず…。
相変わらず人が多くて、人をよけながら進む。
ここまでのコースは毎週走っているコースと同じだが、昼間に道の真ん中を走るととても気持ちがよい。
この辺で和服を着たどえらい美人が応援していて、「何者?」と思っていたのだが後でTV見たらスタート地点で猪瀬の後ろに立っていた和服美人だった。

■15km(1:26:17)
ペース変わらず快調。右足の小指に違和感(マメの痛み)があるが走りには影響なし。
この辺で4時間30分のペースメーカーを追い越す。
「このペースでいけば4時間台でイケる?」と思い、マジになって走る。
脱水症状になるのが怖いので給水ポイントでは必ず給水して進む。

■20km(1:57:22)
トイレに行きたくなるがどこも混んでいるので見送る。
また日比谷に戻ってきたので応援のカミさんを探すが見つからず…。
ペースは変わらないが若干足が重くなってきた。※後で見るとここからラップタイムが落ちている。
20kmまでは毎週走っているのでここまでは概ね想定通り。まだまだ4時間台でイケそうなので頑張る。

■25km(2:34:38)
銀座に入ってきたらあたりで急激に足が重くなってきた。
無理をしないように意識的にペースを落とす。
休憩がてらにトイレに入る。なぜか全然人がいなくて全く待たずにすることができた。
この辺りから抜かすよりも抜かれることが多くなる。

■30km(3:16:56)
大腿筋とふくらはぎに違和感が出始める。つる前触れみたいな痙攣が出てくる。
さらに浅草を過ぎたあたりで完全に足がつってしまう。
走れないので沿道でストレッチするが、筋肉が硬直したままなかなか元に戻らない。
無理矢理ストレッチして走り始めるも、すぐにつってしまう症状の繰り返しがここから35kmまで続く。
足がつるのはミネラル不足が原因なので、トマトやバナナなどを給食する。
この時に食べたミニトマトは自分が食べたトマトで最高に美味いトマトだった。何の味付けもしてないのに無茶苦茶美味い。たぶんこれ以上のトマトはこれから先食べられないんじゃないだろうか。
足がつる症状にしばらく苦しんでいたが給食してから15分くらいで概ね症状が改善された。
とはいえ乳酸溜まりまくりの足はガタガタ。あと12kmを残して3時間半程度のタイムなのでここから先を全部歩いても完走できそうなので歩こうかと思い始める。

■35km(4:05:59)
銀座を過ぎたあたりで沿道からカミさんの声。
予想してなかった場所で応援の声があったのでちょっとびっくり。
すっかりやる気を無くしてしたところだったが、カミさんの応援で元気を得て「最後まで走ろうか」とまた気合いを入れて走り始める。
35km地点で4時間ちょいなのでまだ4時間台を狙えるペース。4時間台を狙ってさらに走り始める。
しかし、ここからが強烈に辛い。
これまでの自分の体力的ストレスナンバー1の体験はTVのロケで荷物30kgを背負って山形にある以東岳に6時間かけて登ったのが最高だった。この時は最後の1時間くらいにまともに歩けなくなってしまい、5歩歩くたびに一休み。さらに5歩歩いて一休みという気の遠くなるようなペースになって、これで頂上に着くのだろうか?と思ったくらい辛い体験だったが、35km以降の走りはこれを超えた。
兎にも角にも足が重い。全然思った通りのペースで足が出ない。
1kmの感覚が永遠に感じられるようになってくる。
あまりにキツくて豊洲あたりで「もう二度とマラソンなんかやるか」と思う。

■40km(4:53:08)
豊洲を過ぎてビックサイトが見えてくる。もう絶対に4時間台は無理。
つらさはもう麻痺してしまっているので、後は機械のようにひたすら足を前に出し続ける。

■Finish(5:13:23)
ビックサイトに入ってくると脳内物質が出てきているのかなぜか足がシャカシャカと前に出るようになる。
そしていよいよ最後195mのゲートが!
ここで強烈な感動が押し寄せてくる。
達成感というよりも「生きていてよかった」という生の実感。
一年前に手術したけどちゃんと生きて健康な体でマラソンが出来たという喜び。
これまでの苦労と痛みを全部帳消しにするくらいの感動がわき上がり涙が出そうになった。
そしてfinish!
前には十字架を背負ったキリストがゴールしていたw

記録はこんな感じ。

地点名
Point
スプリット (ネットタイム)
Split (Net Time)
ラップ
Lap
通過時間
Time
5km 00:42:21 (0:28:50) 0:28:50 09:52:21
10km 01:11:13 (0:57:42) 0:28:52 10:21:13
15km 01:39:48 (1:26:17) 0:28:35 10:49:48
20km 02:10:53 (1:57:22) 0:31:05 11:20:53
25km 02:48:09 (2:34:38) 0:37:16 11:58:09
30km 03:30:27 (3:16:56) 0:42:18 12:40:27
35km 04:19:30 (4:05:59) 0:49:03 13:29:30
40km 05:06:39 (4:53:08) 0:47:09 14:16:39
Finish 05:26:54 (5:13:23) 0:20:15 14:36:54


■ゴール後
ゴールすると、完走メダル、タオル、アミノバリュー、ソイジョイ、バナナ、みかん、などが貰える。
スタッフが手渡すときに「お疲れ様でした。完走おめでとうございます」って言ってくれる。これが一人残らず全員きっちり言ってくれる。素晴らしい。オペレーション凄いよ。
これにはとても感心したので「ありがとうございます」と全てに応えた。
ゴール直前は感動したけど、ゴールしてみると素に戻ってしまい「感動したけど、やっぱり辛いわぁ。もう一回やるかというと微妙」と思っていた。


■帰り
着替えてカミさんとお義母さん、妹さんと合流。
普段全く自分のことを褒めないカミさんが「凄い」「エライ」を連発して褒めてくれる。
なんかとても喜んでいるし楽しんでいる模様。
実家の家族からも完走のお祝いメールが来ていてた。一日中TVを見ていたそうな。
強烈に腹が減ったのでタクシーで秋葉原に移動し、万世でジャンボハンバーグを食べる。


■来年も走る?
走っている途中では「激マゾ過ぎる。二度とやるか!」と思ったが、カミさんや家族が喜んだり楽しんだりしているのを見ていたら「また走ってもいいな」と思い直した。
ただ普通のマラソン大会だと面白味がないから、出るならば東京マラソンがいい。
東京の名所の中を走れるし、オペレーションがしっかりしているし、沿道の人は応援してくれるし、楽しみながら走れるのは東京マラソンだろう。
問題は抽選に当たるかどうかだが、10万円払うチャリティ枠なら確実に出ることも可能なので8月の懐具合とモチベーションを鑑みて検討しよう。