ランニングして相応に脚力がついて健康的である反面、口内炎だらけで内臓のほうの体調は良くない模様。
■ 42.195kmの科学 マラソン「つま先着地」vs「かかと着地」
NHKスペシャル「ミラクルボディ」の取材内容の書籍版。
東アフリカのトップランナーをあらゆる角度から分析ししてみたら…という内容。
一番読みたかったのは「つま先着地」の部分。
やはりアフリカのトップアスリートはほとんどが「つま先着地」だそうでな。
「つま先着地」のほうが「かかと着地」よりも脚への衝撃が少なく、省エネで走ることができるらしい。
マカウという選手は忍者のようなすり足で走るため脚への衝撃が少なく、乳酸が溜まるのが普通の人に較べて圧倒的に少ない。
それゆえとても効率的に走れるのだそうだ。
全然関係ないアベベがオリンピックで裸足で走ったのは用意してた靴が合わないので、仕方なしにコーチが裸足で走ることを薦めたそうだ。
自分はてっきり年がら年中裸足で走っていると思っていたので意外なエピソードだ。
結局靴を履くよりも裸足で走って自己記録更新&金メダル。
後にも先にも裸足で走って金メダルはアベベだけだろうな。本当に伝説だ。
ベアフットランニングに関しては
「BORN TO RUN 走るために生まれた」というバイブル的な本があるのだが、とても読みづらい文体で途中で読むのやめた。
訳が悪いのか、それとも本文からして変な文章なのか。この内容を誰が平易な文で書いてくれないだろうか。
■ファイブフィンガーズ BIKIRA LS
いつも履いているファイブフィンガーズのBIKIRAがへたってきたので、2代目のファイブフィンガーズを購入。
同じモデルのBIKIRAを再度購入しようとしたが在庫がないのでBIKIRA LSにした。
BIKIRA LSにしても自分のサイズ26cmはどこも在庫がなく、ネットを探し回ってやっとこ注文。
ちなみにBIKIRAとは「裸足のアベベ」ことアベベの本名「アベベ・ビキラ」からのとったもの。
ベアフットランニング(裸足)とフォアフットランニング(つま先着地)はアベベの時代からぐるっと一周して、また時代の先端になってきたのか。
早速履いて走ってみた。17km。
先週14km走ってマメができてしまったので、靴擦れパッドを貼り、着地時に足と地面ができるだけ平行になるように丁寧に着地するようにした。つま先着地を意識しすぎるとつま先に負担がかかってマメができてしまうから。
とにかく足先に意識を集中して丁寧に走ったら、さほど足も痛くならずに走れた。
もう少し脚力をつけて20kmくらいを普通に走れるようにしたい。
ファイブフィンガーズとは別に靴底が薄くて軽めのレース用のシューズも買おうかなぁ。
クッション入りのシューズだと踵のクッションが大きいのでどうしても踵着地になってしまうし、適当に走っても脚が痛くならないから脚運びが雑になって余計に脚を痛めるような気がしている。※特にメソッド的な根拠はないが。
■虎よ、虎よ
Amazonが薦めてきたので読んだ。
SFオールタイムベストに時々ランクインする名作とされる作品。
憎悪と暴力をミキサーにかけてSF味をつけた濃厚ラーメン。全てが「勢い」で進む。
単なる復讐劇かと思いきや最後には人類へ大命題を喰らわすトンデモ展開。
いろいろな意味で凄いのだが、「勢い」で進むのでその流れに乗れないと置いてけぼりをくらう。
個人的には荒々しすぎの、猛々しすぎて胃もたれ気味な印象。
■Gのレコンギスタ
富野作品で好きなのは「ファーストガンダム」「イデオン」「ザンボット3」。
個人的な印象でしかないのだが、どの作品もなんか怒っているような緊張感がある。
誰が怒っているかというと富野氏自身のような気がするのだが、既成の流れをぶっ壊すべく刃物を振り回すような狂気というか緊張感がどの作品も溢れているような気がしている。
で「Gのレコンギスタ」だ。
ターンA、キングゲイナーの流れを汲む明るめの基調。
キャラクターは今風デザインで作画も安定して女の子キャラは萌えじゃないけどちゃんとチャーミング。
メカ戦はUCに較べると数段落ちるがソコは重要じゃないから別によし。
お話は…。よくわからない。
少なくとも1話でどこの方向に進むかが明示化されてない。これはダメなんじゃないだろうか。
台詞の中によくわからない独自用語が挟まれるが、それが余計に分からなくしている。
たぶん謎として伏線を張るために意識的に説明しないでいるんだろうけど、それはこの明るい作風とあわないだろう。
わからない未消化感だけたまってストーリーがどこに進んでいるかわからず、感情移入してみれない。
明るいキャラクターと精度の高い作画でそれなりには見れるのだが、自分が富野に求めているものってこいうのじゃないんだよなぁ。
もっとオレらを怒ってほしいのよね。
ネットのインタビューを読むと十分ワカモノに対して怒っているけど,作品は全然怒ってないよ。むしろ媚びてる。
唯一富野らしいと思ったことは主人公が戦闘でもう一人の主人公キャラであるアイーダの仲間を殺してしまうところくらいか。
お話が進めば面白くなるのだろうか。でも最初の3話で面白くないなら掴みには失敗していると思うが。
■トランスフォーマー ロストエイジ
長い。長いよ。この話しに3時間も使うの?
中華戦で睡眠不足もあいまって寝た。
内容もかなり酷いです。
この作品の評論(?)としては町山智浩氏の話がぶっちぎりに面白いのでリンクを。
町山智浩が語る トランスフォーマー/ロストエイジが映画界に与えた衝撃
映画よりもこっちのまとめサイトのほうが面白いな。
何も期待してなかったとはいえここまで酷いとは思わなかった。でも興行収入はぶっちぎり…。
こんなことならイントウザストーム観ればよかった。
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