東京マラソン2015に出場。
目標タイム4時間30分に対して、結果は4時間47分25秒。
今回の東京マラソンの振り返りをしてみる。
- 大会名(Race name):
- 東京マラソン2015
- 開催日(Date):
- 2015/2/22
- ナンバー(Bib number):
- 71823
- 氏名(Name):
- 増田 恭隆
- 種目(Category):
- マラソン男子
地点名 Point |
スプリット (ネットタイム) Split (Net Time) |
ラップ Lap |
通過時刻 Time |
---|---|---|---|
5km | 00:45:27 (0:29:36) | 0:29:36 | 09:55:28 |
10km | 01:14:42 (0:58:51) | 0:29:15 | 10:24:43 |
15km | 01:46:57 (1:31:06) | 0:32:15 | 10:56:58 |
20km | 02:17:51 (2:02:00) | 0:30:54 | 11:27:52 |
25km | 02:50:40 (2:34:49) | 0:32:49 | 12:00:41 |
30km | 03:27:16 (3:11:25) | 0:36:36 | 12:37:17 |
35km | 04:06:58 (3:51:07) | 0:39:42 | 13:16:59 |
40km | 04:47:05 (4:31:14) | 0:40:07 | 13:57:06 |
Finish | 05:03:16 (4:47:25) | 0:16:11 | 14:13:17 |
■抽選
抽選で落ちたのでチャリティー枠で出場。
認定NPO法人国連UNHCR協会「紛争で故郷を追われた難民の命を守るテントの設置」に10万円を寄付して出場権を得る。
■トレーニング
10月まで脹ら脛の肉離れで走れなかったので11月から東京マラソン用のトレーニングを開始。
トレーニングの仕方は何冊かランニングの本を読んで一番わかりやすかった小出監督の「30キロ過ぎで一番速く走るマラソン サブ4・サブ3を達成する練習法」を参考にする。
レースまでに走った距離は以下の通り。
11月:125km
12月:170km
1月:139km
2月:127km
平日に少し手前の駅で降りて6km程度を週に2,3回。週末に20〜30kmの長距離を走るようにして4ヶ月ほど走り込みをした。とはいえ100km超程度ならば割と月並みな距離か。
■大会当日
セキュリティチェックに想像していた以上に時間がかかる。
この待ち時間のせいで、準備時間と考えていた45分程度のマージンが全て吹っ飛んでしまし、荷物の預ける時間や服装を準備している時間が全くなく、グローブを荷物に忘れてしまう。
またトイレに行く時間がなく、若干尿意がある状態でスタートブロックに並ぶ羽目に。
多くの男性ランナーが中央公園の茂みで立ち小便をしていたが、「さすがにそれはない」と理性を働かせて我慢することにした。
■スタート〜10km
iPhoneアプリのNike+でペースを250mごとに音声フィードバックさせながら調整。
だいたい5分40〜50秒くらいのペースで走るようにして飛ばし過ぎないようにする。
トイレに行きたいのでイマイチ集中できなかったが、走りにはあまり影響はなかった。
走りながら臨時トイレの人の並び食いぐあいを確認する。10kmまでは早く済ませられるトレイがなかったのでスルー。
10km地点の日比谷までは割と快調。
■10km〜20km
12kmくらいで男子小便器が7機ほどで並んでいるが10人程度のトイレを発見し、ここでトイレ休憩。3分程度のロスだが、他のトイレに並ぶよりは効率的にできたと思う。
尿意がなくなったのでここからの走りは快調。
■20km〜25km
銀座から京橋のあたりから徐々に脚が重くなってくるがまだ十分に脚は出る。
■25km〜30km
浅草の雷門が遠く感じる。脚が確実に重くなってきた。
前の大会ではこの辺で脚がつってしまい、まともに走れなくなったが今回がつることはなく、ペースは落ちるが走ることはできる状態。
■30km〜35km
強烈に脚が重くなってくる。
30km地点で3時間11分で通過したので、この時点で5時間を切れることは確信する。
逆に脚の重さからこれ以上ペースアップすること出来ないことも分かったので目標の4時間30分を切れないこともこの時点で確信。
ここからは5時間を確実に切り、できるだけ4時間30分に近いタイムを目指して走ろうとする。
しかしながら、脚は確実に疲労していたため東銀座あたりで1分間程度歩く。
Qちゃん(高橋尚子)が沿道でハイタッチをしているのに気づいたが、気づいたときには通り過ぎていてハイタッチできず。残念でした。
■35km〜42km
今回も豊洲が強烈に辛い。もう自分の中で豊洲=辛い街のイメージがこびりついてしまった。
豊洲の前の高架橋で5時間のペースメーカーに抜かれて焦るが、ペースメーカーは号砲からのペースメーカーなので10数分のマージンがあると思い直す。
5時間は絶対に切りたいのと残りが5kmを切ったのでここからはひたすら脚を前に出して走り続ける。
この辺が最高につらい。
■ゴール
ゴール手前の0.195kmがウイニングラン用の観客席がある直線コースになっているのだが、ここに入る前に圧倒的な感動が押し寄せる。
上半身が鳥肌が立ったように震え、もの凄い生の喜びを感じる。
30kmくらいではあまりに辛くて「なんでこんなことやっているんだ?」と思うが、ゴールの感動で全てがすっ飛ぶ。本当に素晴らしい。
■振り返り
・目標時間は下回ったが5時間切りを達成し、前回のタイムから30分程度縮めた。
・やはり30km以降で失速した。
・30kmで失速したものの脚をつることなくちゃんと走れたのはそれなりにトレーニングしたおかげか。
・逆にトレーニングした割りには30km以降改善があまりないようにも見える。
・徐々に脚に疲れが出てくるのは体重の影響が大きいと思われる。BMIで未だ25以上肥満体型の73kg。これを5kgでも減らせば相当脚の疲労は軽減できるのではないか?
・主な原因は体重にあるような気がするが、フォームがよくない気もする。もう少し前傾で走るようにした方がよい?
■総括
自分とカミさんの家族を含めて応援してもらった。
レースの後はカミさんの義母さんと妹さんと4人で食事にいって完走のお祝いなどをした。
家族がつながるきっかけになるのなら10万円は安いもんだいと思う。
今年は天気が悪くて気持ちも若干どんよりしてしまったが、それでもやっぱり東京のど真ん中をたくさんの声援の中で走るのは楽しい。
来年も仕事の進行が許す限り出場しよう。抽選に外れたらチャリティーだ。
次は目標の4時間30分切りを達成できるようにしたい。
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