2015年4月12日日曜日

Kindleが安かったので買ってみた

KindleがAmazonプレミアム会員特典で3800円だったので買ってみた。

「本はリアルに限る」というITアーリーアダプタにあるまじき、懐古趣味的なこだわりでKindleはずっと避けていたのだが、一部の書籍のKindle版の爆安ぶりにリアル本の買うのが馬鹿らしくなって3月始めからiPhone版で実験投入。

会社の周りのスタッフがKindle本体も強く購入を薦めるので騙されたつもりで購入してみた。

以下導入後、購入後の感想。

■iPhone版KindleもKindle版も良いところ
大量の本を同時に持ち歩けるので、複数の本の同時並行読みが可能になった。そして重くない。
・リアル本は文庫本でも両手持ちしないとページをめくれないが片手でめくれる。
・机に置いたまま読める。
・ブックマーク、マーカーを入れるのが簡単。後参照も便利。
・読了地点を複数環境でシンクロしてくれる。
・わからない漢字が出てきたらその場で電子辞書で引ける。

■Kindle版でよいところ
・読みやすい(当たり前)。
・他の読者がマーカーしたところが点線で表示されるので、本の重要ポイントが分かりやすい。難解な本を読んでいるときに重宝する。※iPhone版にはこの機能がない。
・思いついたらその場でAmazonで買える。

■イマイチなところ
・iPhone版のAmazonアプリからはKindle商品が買えない!(まじかよ!)
・『21世紀の資本』とか『資本論』とか「こんなクソ重くてデカイ本いつも持ち歩いてられるか!」という大著に限ってKindle版がない。みすず書房とかってKindle版の対応しなさそうだけど…。
・雑誌などレイアウト制限がある本はやはり画面が大きくないと見にくい。

一番のメリットは「大量の本を同時に持ち歩ける」というところ、これによって読書中に「この件は他の本ではどう書いてあったけ?」と思いついた時に関連の本を簡単に読み直すことが可能になった。
ノーパソを入れると6kg近くあった異常な荷物の重さも少しはマシになった。

また疲れているときは「読みやすい池上彰の本でも読む」というように、気分によって読む本を切り替えられるのが非常に良い。これで気分が乗らないけど読まないといけないけ系ビジネス書などを読み進められなくて滞ることもなくなった。

あまりに便利なので凄い勢いでKindle本を買い漁り、気づいたら1ヶ月で30冊くらい買ってしまっていた。そのうち読了したのは9冊くらい。



もう文字だけの本ならKindleでいいような気がしてきた。

0 件のコメント:

コメントを投稿