テッド/LOOPER/ルーパー/東京家族/ムーンライズ・キングダム/ダイ・ハード ラスト・デイ/ゼロ・ダーク・サーティ/ジャンゴ 繋がれざる者/機動戦士ガンダムUC(ユニコーン) episode 6 宇宙と地球と/キャビン/クラウド アトラス/風立ちぬ/ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日/アイアンマン3/スター・トレック イントゥ・ダークネス/リンカーン/グランド・マスター/クロユリ団地/キャプテン・フィリップス/ゼロ・グラビティ/地獄でなぜ悪い/ワイルド・スピード EURO MISSION/ホビット/マン・オブ・スティール/オブリビオン/パシフィックリム/永遠の0/クロニクル/人類資金/エリジウム/エイリアン ディレクターズ・カット版/
1位:パシフィックリム
ぶっちぎりのナンバー1。ロボットと怪獣のドつきあいを湯水のように予算を費やしてできた夢のような作品。日本の特撮とはベクトルが異なる尋常ならざる物量。
テンポを上げるために一画面で説明することの情報量を増やしているのだが、それが物量と相乗効果を生んで異常なテンションを生み出している。
カットが自分の気持ちいいテンポよりも気持ち短いのが難だったり、設定がテキトー(原子炉稼働でも電磁パルスにやられます)とか粗はたくさんあるのだが、細かいことを全てナシにしてしまう勢いに圧倒される。
映画史上に残る傑作だと言い切るよオレは。
2位:地獄でなぜ悪い※
長谷川博己が本当に楽しそうに演じていて、観ているこちらもとても楽しい。
映画撮るって最高に楽しいよな!という原体験を改めて感じさせてくる。素晴らしい。
「金のために映画は撮らない」という今の自分の仕事ポリシー(プロフェッショナルとしてお金の取れる仕事をする)と真逆な考え方も潔くて憧れる。
オレも「映画撮って家を建てるようなヤツになりたくない」とか言ってみたい。いろいろと最高!!
ラストに到るまで楽しくて楽しくて堪らない。ラストシーンも印象的で良い。
3位:ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日※
信仰、寓話、伝説、イマジネーションと言葉で語るには難しいテーマに対して見事な切り口で切り込んでくる。
4位:クロニクル
AKIRA実写版と言って良いのではないか。マン・オブ・スティールよりもコッチのバトルシーンのほうが圧倒的に緊張感がある。
5位:ゼロ・グラビティ
無茶苦茶評判良いのだが自分的にイマイチ刺さらず。
単なるパニックモノに終わらせず、二重三重に画に意味を仕込んでくる当たりさすがというべきか。
一瞬これはゼロ年代の「2001年宇宙の旅」になるのか??と思ったけど、それは過大評価しすぎの気もしたのでこの順位。
6位:ゼロ・ダーク・サーティ※
冷え冷えとした虚無感が後からじわじわとくる。かめばかむほど味わいが増すような。
CIAの地道なリサーチ、無人機による爆撃、殺戮、断りもなく他国を出かけていて人殺ししちゃうとか全体的に実に地味なんだが、その地味さ加減が異常な雰囲気を醸し出していて良い。
7位:風立ちぬ
左翼がつくった零戦映画にしては無駄に左に寄らず、右にも寄らず、絶妙な立ち位置を保った。零戦の暗い歴史(特攻)には一切振れなかったのはむしろお涙頂戴的なヒロイックさを付加せずに中立的でよかったと思う。
8位:テッド※
やっぱ「エイリアン2」って最高だよな!うん。そうそう、という映画。
下ネタと映画マニアネタ(主に80年代)で おちゃらけたクマが出てくるコメディだと思ってきたカップルを全力で置いてけぼりにしていた。ざまあみろ。
ラストのあのネタが最高で大爆笑したんだけど、アレは日本じゃできないよなぁ…。
9位:キャビン
面白いだけど小咄感が大きい。オチがまた×××か!という。
10位: エイリアン ディレクターズ・カット版
2013年の映画なの?と言われると微妙なんだけど、他にコレといった作品がないので。
何度観ても傑作なことこに揺るぎはない。
■総評
2013年はパシフィックリム!!以上、終わり。
※マークのついた映画は万人向けではないので鑑賞する人は注意してね。